令和3年度6月例会「佐世保市長卓話例会」

開催場所:アルカスSASEBO
日時:令和4年6月7日(火)18時30分~21時00分
講演:次なる時代、次なる未来へ挑戦するまちづくり
講師:朝長 則男氏(佐世保市長・シープクラブメンバー)
担当委員会:40年の思い出探検隊委員

去る、6月7日(火)今年度最後の卓話をして頂いたのは、現職佐世保市長 朝長則男氏、当会員でもあり昭和60年(1985年)に入会されて今年で37年目になられます。(入会順は、8番目)。大先輩です。市長になられてもクラブとのお付き合いを継続して頂き、年に一度の卓話では、私たち市民が日頃お願いしている市の政策などの進行状況などをお話頂いております。

今回は、「次なる時代、次なる未来へ挑戦するまちづくり」がテーマ。
市長が発せられた佐世保市の人口は、「5年で1万人減っていきます。」今回の政策を理解するのに大事なポイントとなりました。以下のグラフは、2000年と2021年の佐世保市人口構成です。

まさに、一目瞭然納税者が減って、社会保障費が増大していくわけです。
今までのような公共サービスを受ける事が困難になるだろうという事が分かります。消費する人が減れば、企業にも影響があります。こちらを理解して、今なぜ、クルーズ船入港体制を整備しているのか?IR 誘致なのか?
そして、次なる時代に向けてのIR、DXの数々の挑戦が私たちの子供たち、孫たちにとって希望をもって安心して過ごせるまちを残せるか否かは、私たち大人の選択にあると言う事です。
高齢化社会では、経済が衰退していくというのが通説ですが、高齢化社会でもある、韓国・ドイツでは、DXの推進で経済を伸ばしているそうです。

次なる時代へ希望を抱きつつ、市民として改めて考えさせられる卓話でした。
朝長市長ありがとうございました。