開催場所:アルカスSASEBO
日時:令和4年11月22日(火)19時00分~20時30分
内容:経営力を培うディベート大会
担当委員会:総務委員会
会長挨拶
11月例会は久しぶりのディベート大会となりました。
議題は「年功序列か 成果主義か」でディベートを行いました。
年功序列派チーム:(立論)吉福会員 、(反論)村上会員 、(結論)平倉会員
成果主義派チーム:(立論)松尾功会員 、(反論)井上会員、(結論)豊島会員
審査員:山領会員、堤会員 、原田会員
まずは渡会会員よりルールの説明があり、ポイントは「自分の個人的な主義主張を訴える場ではない」ということ。議論は相手をやり込めるのではなく、審査員をいかに納得できるかにあります。
さて議題に沿って立論・反論・結論それぞれ5分、間に5分の作戦タイムという持ち時間で発表。
最後に審査員が退室し、審査を行い、結果発表という流れ。
【年功序列派の考え】
勤務年数により、賃金をUPしていくと。会社側は長期生産、働き手は人生設計が立てやすくなるメリットがある。
社会的には、成果主義だと貧富の差が広がり、不安定になる。
年功序列派チーム
【成果主義派の考え 】
人材流出が減る。実際に会社の平均勤続年数は、年功序列が10.2年に対し、成果主義は、14.1年の統計がある。
よって帰属意識は、高まっており 連帯感も損なわれておらず、生産性も上がっている。
社内の雰囲気や正統な評価が問題視されているが、雰囲気はマネジメントの問題。評価は、日本における過去20年間の評価基準がしっかり構築されているので問題ではない。
成果主義派チーム
立論発表
反論発表
結論発表
【判定結果】
年功序列派も、立論、反論をしっかり時間内で分かりやすく話していたが、成果主義派の方が、より相手の立論や反論に対する反論を統計や記事などによって、分かりやすくまとめ説明しており説得力があった。
審査員も白熱の議論中!
結果発表
という事で、今回のディベートは、成果主義の勝利で終えました。
やはりディベートは自分の考え、それと反する考えを、俯瞰して総合的に考えるための良いトレーニングになります。
経営を考える上でも役に立つ例会であったと思います。